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HTMLエンティティは、特殊文字や記号をHTML文書で表示する際に使用される、文字列の代替表現です。
これらのエンティティは、予約済みのHTMLタグや属性として解釈されることを防ぎ、特殊文字を正しく表示するために役立ちます。
本記事では、HTMLエンティティの種類やよく使われるエンティティ、使用方法について詳しく解説します。
エンティティの種類
HTMLエンティティは、次の3つのカテゴリに分類されます。
- 名前付きエンティティ: 名前付きエンティティは、特定の文字に対応する名前を持っています。例えば、アンパサンド(&)は
&
という名前付きエンティティで表現されます。
とびうおくん
名前付きエンティティは覚えやすい名前が付いているので、使いやすいですね
- 数値エンティティ: 数値エンティティは、特定の文字のUnicodeコードポイントを参照します。これには、10進数表記と16進数表記の2種類があります。例えば、アンパサンドは10進数で
&
、16進数で&
と表現できます。
とびうおくん
数値エンティティは、どんな文字でも表現できるので万能ですが、コードポイントを覚えるのがちょっと大変かも。
- 文字エンティティ: 文字エンティティは、特殊な場合にのみ使用され、特定の文字列を表現するための短い文字列です。例えば、
&newline;
は改行を表します。
とびうおくん
文字エンティティはあまり一般的ではないですが、特殊なケースには役立ちます!
よく使われるHTMLエンティティ
以下は、HTML文書で一般的に使用されるいくつかのエンティティです。
<
: より小さい記号(<)>
: より大きい記号(>)&
: アンパサンド(&)
: 改行なしの空白スペース( )"
: ダブルクォーテーション(”)'
: アポストロフィー(’)
とびうおくん
これらの一般的なエンティティは頻繁に使われるので、覚えておくと便利ですね!
エンティティの使用方法
HTMLエンティティを使用するには、単純にエンティティをHTML文書内に挿入します。
例えば、次のように記述すると、「小なり記号」と「大なり記号」が表示されます。
<p>10 < 20 > 5</p>
とびうおくん
エンティティを使って特殊文字を表示する方法は簡単で、HTMLコードがきれいに見えるのが良いですね!
まとめ
HTMLエンティティは、特殊文字や記号をHTML文書で正しく表示するために使用されます。
これには名前付きエンティティ、数値エンティティ、文字エンティティの3つの種類があります。
それぞれのエンティティの特徴と使用方法を理解し、適切に使い分けることで、HTML文書をより効果的に作成することができます。
とびうおくん
HTMLエンティティを使いこなすことで、特殊文字の表示も安心して任せられますね!
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