こんにちは!今回の「ある道を進んで」の題目は「音楽の道」です。「音楽の道」の歩き方についてこよいさん(@541Pasta)に突撃インタビューをしました。
始めた経緯
ーー音楽を始めた経緯を教えてください
小学校低学年の頃に学校にあったピアノに触れてみたことがきっかけでした。自分で音を生み出すという体験は極めて啓発的であり、当時の僕にとって斬新なものでした。
音楽の遍歴について
ーー音楽遍歴を教えてください
中学生の頃までピアノを習っていましたが、自分が「弾きたい」と思った曲しか練習しませんでした。発表会に行くこともありませんでした。なぜなら、素晴らしいクラシックの名曲を大きなホールで演奏することよりも、ボカロやアニメの主題歌などを友達の前で演奏したほうが楽しかったからです。中学を卒業するころには、演奏表現の拡張を求めて多重演奏をはじめたり、バンドを組んだりしました。そして僕のDTM制作のルーツもおそらくこの時期だったと記憶しています。
好きな音楽…「歌入り」の音楽よりも「歌なし」の音楽を聞くほうが多いと思います。例えばやっているゲームの“あの場所”で流れる音楽とか、そういった音楽です。特にスーパーマリオギャラクシーの音楽は最高です。曲が最高すぎて非売品のサントラを頑張って入手したほど好きです。(笑)
作曲環境
ーーPCのスペックや商品名、DTMソフトに加えて使用しているプラグインなど教えてください
僕は映像制作も行っているので、完全に音楽制作のためのPCではないのですが
OS:Windows10
CPU:Intel core i9-9900
GPU:Geforce RTX 2070 Super
RAM:32GB
ストレージ:SSD512GB+HDD2TB
DAW:Cubase Artist
総合音源としてKomplete 13
ギター音源としてAmple Guitar TCⅢ を使用しています。
ちなみに1作目の「電柱街」はKomplete 13の音源は使用しておらず、ギター音源以外は全てCubaseに付属されるHalion Sonic SEを用いて制作していました。
普段曲を作る時にしているルーティーン
ーー普段曲を作る際に行っているルーティーンがあれば教えてください
インスピレーションが湧いてからはすぐに作業に移ります。基本的には、曲のイメージを固定させるためにイントロから作ります。作り始めたらインスピレーションが消えないうちに限界まで作業をします。(笑)その後に使用する楽器や曲全体の雰囲気を決定し、こんどはゆっくりと作業を行います。普段曲を作ると言っても僕のオリジナル曲を公開しているものは1曲しかなく、完全に決まったルーティーンはありません。今後活動を続けていく中で、自分にあったやり方を見つけることができるだろうと信じています。
影響を受けている作曲家など
ーー影響を受けている作曲家などがいましたら教えてください
影響を受けている音楽・作曲家は数え切れないほどいます。クラシックやジャズ、ポップスやロック、EDMやボカロ…といった殆どのジャンルの影響を受けていますが、特に影響を受けているのはGaburyuさん、Emocuteさん、Ayaseさん、nulutさんの4人だと思います。前者2人が作った(あるいはRemixした)曲はどこか、浮遊感があってとても好きです。Ayaseさんのボカロはピアノの旋律が秀逸でとても好きです。使っているコード進行も一捻り加えたものが多いですし、最後の転調がたまりません。nulutさんは強いスウィングか掛かったドラムパターンの上にお洒落なコード進行で覆われ、この2つの要素によって他にはない独特な音楽を展開しています。また、1回聞いただけで覚えてしまうような特徴的なイントロが魅力です。
打ち込みか生かのこだわりについて
ーー「打ち込み」か「生」なのかあれば教えてください
僕の制作する音楽は基本的にあまり生音を重視していないため打ち込みに頼っています。特にピアノやストリングス、ベースやシンセ系はほぼ打ち込みです。ただ、ギターに関してはやはり生でしか再現できないものがあるため、アコギやエレキ(リードなど)は依頼して演奏してもらう場合もあります。
これから音楽制作を始めたい人に一言
ーーこれから音楽を始める人になにか一言あればお願いします
「昔ピアノを習ってたんだけど、しんどくてやめちゃったんだよね。続けていればよかった」
とある僕の友達はこのように話し、音楽をやめてしまったことを非常に後悔していました。
この話を聞いてから音楽と付き合っていく上で最も重要なことは、「音楽に触れることが心から楽しいと思えること」だと気づきました。これから音楽を始める人は是非、“音楽を楽しんで”ください。
こよいさんの最新の作品
インタビュー答えてくださってありがとうございます!!これからも素晴らしい作品待っています!