Tobilog-Selection
ということで今週は番外編。まずは色の役割から紹介していくこととします。
M:TGには五つの色と無色が存在します。白、青、黒、赤、緑の五色です。皆さんはこれらの色にどんなイメージを持ちますか?M:TGではこれら五つの色について、以下のように「イメージ」が定められています。
白 | 平和と秩序、法による支配を求める。個人より集団の利益を追求する。 |
青 | 完璧と知性、個人や団体といった形態を問わず、進歩を追求する。 |
黒 | 力を求め続ける。悪のイメージもあるが一概にそうではなく、犠牲等を厭わずにただひたすらにおのれの利益のために力を求める。個人主義。 |
赤 | 自由と感情を重視する。衝動的で思うがままに行動することを好む。 |
緑 | 受容と自然を重視する。自然によって形作られたありのままの秩序を重きにおいて、生命を尊重する。 |
簡単に表にまとめてみました。表で接している二色に共通項があることにお気づきでしょうか。例えば黒と赤は「個人主義的」で「破壊」をする点で似ています。白と緑では「集団を重視」し、「秩序を大切にする」点で似ています。こうした似た二色の組み合わせを「友好色」といいます。対して、白と黒では、「集団vs個人」「秩序vs破壊」といったように、真っ向から対立する点が多くありますね。上の表で隣り合っていなく、今述べたように性質として非なる二色の組み合わせを「敵対色」といいます。
友好色と敵対色は、特にMtgの黎明期には大々的に打ち出されていました。明らかに敵対色の土地基盤が弱い(≒強力な土地が少ない)ことや、あきらかに敵対色でデッキが組みづらかった点からこれが言えます。ただ、現代に近づくほどにこの要素は薄れ、今ではフレーバー的な側面が強くなっています。
ここで友好色と敵対色の10組のすべてを紹介しましょう。これらの組み合わせには固有の名前がついています。
白青 | アゾリウス(評議会) | 白黒 | オルゾフ(組) |
青黒 | ディミーア(組) | 青赤 | イゼット(団) |
黒赤 | ラクドス(教団) | 黒緑 | ゴルガリ(団) |
赤緑 | グルール(一族) | 赤白 | ボロス(軍) |
緑白 | セレズニア(議事会) | 緑青 | シミック(連合) |
かっこで囲ったのは名前の由来となった「ラヴニカ」という次元の「ギルド」の名前です。Mtgはたくさんの次元の広がる「多元宇宙」を舞台に、様々な次元を舞台として物語が広げられています。そのうちの一つ、Mtgのメイン次元のひとつでもある「ラヴニカ」における重要な要素が「ギルド」なのです。詳しい話をすると日が暮れるのでこの辺で。
ではまた!
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