お久しぶりです。今回の話題はMagic: The Gathering(以降mtg)というカードゲームです。
先日1/29日、今まで先行してPCでプレイできたオンライン版、mtgアリーナがandroid版限定でリリースされたので、android版のプレイ感想を…と思ったのですが、せっかくなのでmtgアリーナそのものの魅力を伝えられればなと思って書いてます。
余談
MTGは「世界で最も遊ばれているカードゲーム」として非常に有名ですが、日本での知名度はあまり高くありません。
まあ名前は聞いたことあるかな?みたいな人は多いかもしれませんが、実際にカードを買った、プレイしたことのある人はそんなにいないんじゃないかと思います。
当ブログの読者様ならばもうご存じだと思いますがシャドバのアンリミ連載を担当してくれている貫通錯誤が『M:TG 今日の一枚』という題名で毎日一枚カードを紹介してくれています。死ぬほど分かりやすいのでぜひ。
対人戦が家でできるという幸せ
当たり前ですが、対人カードゲームをするということは対戦相手が必要です。
この「対戦相手を探す」という作業、ぶっちゃけ相当めんどくさいんですよね。実際の紙で試合するので、当然相手もカードを持ってないとお話になりません。思い切って大会に出てみようと思っても、かなり行くのに勇気が必要です。
その点をうまく改善しようとしていたのがmtgだったんですが、流石に「対戦相手が見つからない」という問題はあまりにも根強いです。
そこで「オンライン対戦」なんですね。やりたいゲームの対戦相手が10秒以内にどこにいても見つかるってこれ以上のことはないです。
さらに凄いのが、このmtgアリーナではリミテッドと呼ばれる特殊ルールも遊べるというものです。
詳しくは「mtg リミテッド」あたりで検索かけてた方が絶対にいいので省略しますが、要は「複数人で同時にパックを開け、即興でデッキを作る」みたいな感じのルールです。
これ、「複数人で」行うゲームなので人を集めるのが大変なんですよね。そのためのスペースも必要だし、やってみたくてもなかなか難しい。
そのすべての問題が「オンライン」という一点で解決してるの、人類の”進歩”を感じます(?)
外観めっちゃ凝られてる
mtgアリーナはUIの面でもかなり秀逸で、しっかり直観的な操作ができるようになっています。
自分側が下、中央の20という数字が体力ですね。手札は扇状に展開されていて、それぞれのカードにカーソルを合わせると即座に拡大されてスムーズに詳細が確認できます。また、デッキにカーソルを合わせれば山札の枚数、墓場の枚数なども瞬時にわかります。もちろん相手の情報も。
墓地(画面左下、デッキの左横)をクリックすれば、どんなカードが、何枚墓地に存在しているのかもすぐに見ることが可能です。本当に使いやすい。
また、実際のmtgは紙なので、ゲームの進行も複雑ですがmtgアリーナなら全部システムに任せることができます。
mtgやってみたいなって人にもとりあえずおすすめできます。
android版はどうか
さて、今までの評価はPC版mtgアリーナの評価です。ここからはつい先日リリースされたandroid版について、実際にプレイした感想を書いていこうと思います。
まず、根本的な部分はPC版となんら変わりありません。対戦画面もほぼ先ほどの画像の通りです。ただ、プレイしていてちょっとどうなんだろうと感じた部分が多々ありました。具体的には
・カードの詳細が長押しじゃないと見れない(タップで見れない)
・そもそもゲームのロードがちょっと遅い
・派手なエフェクトがかかると結構カクつく
・致命的なバグがある
といった感じです(注:筆者のプレイ環境はoneplus 8T、公式が推奨しているスペックを上回っています)。
特にバグについてはかなり問題です。どちらも対戦中に特定の操作をすると発生するようで、twitterでも同様の症状が多数報告されていました。発生すると完全にゲーム進行の動作が止まってしまい、そのターン中何もできなくなります。
この「そのターン中何もできなくなる」というのは終盤になればなるほど直接ゲームに負けかねないかなり危険な要因です。ゲームを再起動して対戦に入りなおしてもすでに敗北判定になっています(2敗)。
android版が出ることでかなり気軽にプレイできるんじゃないかなーと思っていたんですが、当分はPCからのみで遊ぶことになりそうです、つらい。
今からmtgアリーナ始めたい!という人にはぜひともPC版を勧めたいです。もし無理なのであれば初めて選択肢になるってレベルですね、今のところは…
今後の修正に期待しています。
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