ちょっと思い出 モスクワ編

こんにちは、IBKです。

  • 新型コロナウイルスの影響で長距離、短距離関係無く移動ができない状態が続いていますね。どこにも行けないのは寂しいので私がモスクワにいたときの写真を見返していきます。モスクワってこんななんだなって思いながら見てください。

一枚目から順番にボリショイ劇場、ポクロフスキー聖堂、赤の広場とクレムリン外壁です。写真で見たことあったりする方も多いのではないでしょうか。

え?こんなのガイドブック見ればすぐ出てくるじゃないかって?もう少しコアなところに行きましょうか。

ロシアに到着してまず受ける恩恵のが極寒の中でのバス移動です。モスクワには空港が数か所ありますが、どの空港でも高確率で飛行機から空港まではバス移動になります。たとえ搭乗口が開いていてもバス移動になることが非常に多いです。実際のところ、JAL便は搭乗口に着くことが多いのですが、アエロフロート(ロシアの国営航空会社)や格安航空だとほとんどバス移動です。夏なら気持ちいいのですが、冬は-20℃を下回る外気が肌を容赦無く攻撃してきます。個人的にこのバス移動はかなりきつかったです。何しろ空港のバスは座席が少ないので座れません。それに加えて寒さが厳しいので空港までの道のりがとても長く感じられました。

そんな寒いロシアですが部屋の中はめちゃめちゃ暖かいのです。海外に行ったことある方はわかるかもしれませんが、各部屋の中に写真のようなヒーターがついています。これはセントラルヒーティングと言い、中で温水を常に循環させることで暖房の役割を果たしています。このヒーターかなり強力で、部屋の中では真冬でも半袖短パンで過ごさないとサウナ状態になってしまうほどです。ロシア人をはじめとした欧米人が日本に来て寒いと感じるのはセントラルヒーティングが日本には無いからなのでしょうね。実際このヒーターのお陰で-20℃を下回る銀世界でも30分くらいは薄着でいられます。それ以上になると凍死しそうになりますが(笑)。

私が住んでいたのはモスクワ地下鉄のШаболовская(シャバロフスカヤ)駅とОктябрьская(オクチャーブルスカヤ)駅の間でした。Октябрьскаяの方は何となく察しが付くかもしれませんが、意訳すると十月駅です。モスクワ市内を環状に走る路線も通る大きな駅でレニンスキー通りという大きな通りに面しておりました。そのためОктябрьская駅の向かいにはレーニン像が建っています。

レーニンです。最近では若者のスケートボード場と化しています。

これがレニンスキー通りです。クレムリンから続いています。色々な噂がありますが、一説ではこの通りは非常時に飛行機用の滑走路になるとかならないとか。確かに中央分離帯も無いですし、離着陸できそうですがどこまで本当かは不明です。外灯やトロリーバスの架線はどうするのでしょうね?まあ所謂都市伝説のようなものかもしれません。

またロシアは地域によりますがかなり雪が降ります。私がいた2017年~2018年は特に大雪でした。ロシアの雪はさらさらしていて美しい銀世界を作り上げます。冬はほとんど晴れず9割は曇り空です。なんだかどんよりして暗い雰囲気になりますか?いえいえこれがロシアらしさですよ!

雪を運んだトラック。なんだかくるみ割り人形の金平糖の踊りの音楽が聞こえてきそうな雰囲気です。

しかし雪自体は綺麗なのですが道に積もった雪はそう美しくはありません。ロシアではスパイクタイヤの装着が許可されておりほとんど全ての車が装着しています。しかしそのせいでアスファルトが傷つき、雪と混じり泥のような色に変わるのです。しかも車はこれを巻き上げてしまうのでボディはいつも泥だらけです。自家用車はもちろんのことタクシーやバス、挙句に大統領の自動車まで泥だらけです。洗車をしても2日後には泥がついてしまう。仕方ないとは言えなんだか勿体ないですね。

どんよりした冬に対し、夏はカラッとしたいい天気が続きます。何しろ湿度が高くないうえ気温を20℃台がほとんどですから非常に気持ちいいです。ロシア人も夏は大好きなので家族で別荘(ダーチャ)に出かけたり、外で卓球したりとかなり自由です。短い夏は満喫しなければ損ですよね。

以上ロシアについて軽く説明させていただきました。これからもロシアの交通事情やバレエのこと、生活スタイルなどロシア関連のことを気ままに更新していくのでよろしければご覧ください。

ではではー

IBK

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