こんにちは。かもにくです。文房具が好きなので、勝手に不定期連載を始めます。
第1回はuniの「プロパスウインドウ カラーマーカー ブルー」を紹介します。この記事では如何にしてこのハイライターが優秀なのかを、他のハイライターとの比較を行いつつ、語っていきます。タイトルにあるように暗記ペンとして使える商品です。
※激長商品レビューです。商品をほめちぎりますが、この記事はプロモーションではありません。
※比較画像に使用したのは6mm罫線のレポート用紙です。
公式リンク↓プロパス・ウインドウ カラーマーカー|サインペン・マーカー|三菱鉛筆株式会社三菱鉛筆 プロパス・ウインドウ カラーマーカー サインペン・マーカーの一覧です。
ビジュアル
The・シンプル。
白地に灰色で「uni PROPUS WINDOW」と書かれています。灰色単色のロゴは無〇良品もびっくりの美しさ。180°回転させると、注意事項が書いてあります。
ハイライターを含めたマーカーの側面の印字って高確率で少しうるさいデザインがなされている気がします。例えば、カラーマーカーよりも先に発売されたプロパスウィンドウはこんな感じ。
ピンクから紫、青を通って緑、黄色、オレンジのグラデーション。これは私が見た文房具の中で一番派手な印字です。
また、本体が不透明度100%の白をしている点もポイントが高いです。ハイライターはメカニカルな構造をしているわけではないので、不透明なボディのほうが美しいと考えます。また本体は白くても、キャップは液色を反映しているので、同じシリーズで何本か持っていても混乱することはありません。そして、もちろんプラスチック製なので、白色でも目立った汚れが付くこともありません。
余談ですが、本体が白のハイライターとしてはZEBRAのマイルドライナーが挙げられます。薄めの発色で目への負担が少ないらしい。
機能性
液色
キャップの色とほぼ同じ青色。強いてキャップの色との差を説明するなら、キャップより少し鮮やかでパキッとしています。ハイライターにしてはかなり濃いめで透明度の低い発色をします。
そして、このペンでなぞった文字は赤シートで隠れる!つまり暗記ペンとして使用可能!!!
ちなみに、同じシリーズのプロパスウインドウカラーマーカーのレッドは緑シートで隠れます。
しかし、暗記ペンとして使えるという情報は公式から出ていません。何故?
太字
ペン先に窓があります。
以下公式の引用↓
ペン先に窓があるから、はみださない!
「プロパス・ウインドウ」シリーズの特長である窓付きペン芯を採用し、ラインを引きながら文字が見えるため、 線を引きたいところからはみ出さず、にマーキングできます。
このペン先に窓がある構造こそがこのプロパスウィンドウの特徴です。
細字
フェルト芯ではなくプラ芯が採用されています。
以下公式からの引用↓
細く、文字書きに適した極細のペン先
文字を目立たせるマーキング用途の窓付きペン芯と、アンダーライン、文字書き用途にも適した極細タイプのプラペン芯のツインタイプです。 『プロパス・ウインドウ』シリーズはかねてより太字・細字両用のツインタイプで展開しておりますが、細字側では文字を書きたいというニーズがあることがわかりました。 そこで、従来の細字(0.6mm)フェルト芯を、より細くした極細(0.4mm)プラペン芯に変更することで、アンダーライン用途だけでなく、文字書き用途にも適した、マーキングペンとしても文字書き用のカラーペンとしてもお使いいただけるようになりました。
ハイライターのの細字側を頻繁に使う人はそういないと思うんです。かくいう私も太字のために蛍光ペンを購入する人間の1人です。私の中でその理由は2点あって、
- インキ色が文字を書くために使うには薄い
- そもそも細字と謳っている割にもともと芯が太いうえ、使っていると芯が広がってきてさらに芯が太くボソボソになっていってしまう
本稿で紹介している色に関しては1は問答無用でクリアしますし、プラ芯という構造をとっているため2の問題は生じません。
ただ、公式では0.4mmと書いてありますが、ボールペンの0.4mmと比べると少し太いのでその点はご注意を。
なんでプロパスウィンドウ(無印)にこの機構を導入しないんだ…
コストパフォーマンス
この商品の定価は100円(税抜き/以下に出てくる価格も全部税抜き)。
ただの青いハイライターとして考えるなら、濃い発色、ペン先の窓、極細プラペン芯に価値を見出せるかでコスパがいいか悪いかが決まると思います。
ここまで濃い発色をするハイライターはそうそう販売されていないので、発色に魅力を感じたのならこのペンはおすすめです。
太字ペン先についてはプロパスウィンドウシリーズ全部が同じ形をしています。また、極細プラペン芯のハイライターとしては、他にトンボの蛍coatが挙げられます。そのため、ペン先の窓、極細プラペン芯の両方に魅力を感じるのであれば、プロパスウインドウカラーマーカーシリーズは強くお勧めできます。
でも、蛍coatもプロパスウィンドウシリーズの大半も定価が100円と同じなので、迷ったら色の好みで購入するのが一番。
それに対して、この商品を暗記ペンとして捉えた場合、コスパが本当に良い。正直この記事の言いたいことはこれ。
赤シートで隠せる青色の暗記ペンはゼブラからチェックペンアルファの青色が販売されています。また、トンボのプレイカラー2の青系(15番のあお等)でなぞった文字は赤シートで隠せます。
チェックペンアルファは定価が150円で側面のロゴがすこしガチャガチャしているように思えます。もちろん、ペン先がしなる機構は雑に線を引いてもある程度きれいに文字をなぞれるので、ファンも多いはずです。
これに対して、プロパスウインドウカラーマーカーは定価が100円。ただ暗記ペンの色をしているのではなく上で挙げたデザイン、ペン先の窓、極細ペン先も含めてこの価格です。たった50円ではありますが、暗記ペンの消耗はかなり早いです。言い方を変えると、チェックペンアルファ2本=プロパス3本。意外と大きな差ではないでしょうか。
ちなみにトンボのプレイカラー2は定価が100円とプロパスウィンドウと同じ価格ですが、イラスト用のペンなので、暗記ペンひいてはハイライターとして使うのには適していないと思われます。というよりハイライターとしての使用は全く想定されていないはず(されてたらすみません)。
締りもないし、ジ〇パネットたかたみたいになったけど。もう一度言いますが、私はuniの回し者じゃないです。
…おわり。