Tobilog-Selection
こんばんは。今日の一枚はこちら!
チャネル ソーサリー コスト:(G)(G) 効果:{ターン終了時まで、あなたがマナ能力をできるときならいつでも、あなたは1点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、あなたのマナプールに(無色マナ)を加える。}
ライフ1点を1マナに変えてしまうえげつないソーサリーです。なにができるか。Mtgの初期ライフは20点ですから、19点のライフを使うことでマナを19生み出せます。MtgにはX火力と呼ばれる、元のコストに加えてXマナ支払うことでX点のダメージを出せるカードがありまして、それとの組み合わせを考えていただければ強さが理解していただけるのではないでしょうか。
実際、このカードの誕生当時はチャネルボールと呼ばれるデッキを環境レベルに押し上げました。チャネルやMox、Black Lotusを使ってマナを発生させ、X=20の火の玉を打つデッキです。
火の玉 ソーサリー コスト:(X)(R) 効果:{この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(1)多くなる。
好きな数のプレイヤーやプレインズウォーカーやクリーチャーの組み合わせを対象とする。火の玉はそれらに、Xを端数を切り捨てて均等に割った点数に等しい点数のダメージを与える。}
好きな数のプレイヤーやプレインズウォーカーやクリーチャーの組み合わせを対象とする。火の玉はそれらに、Xを端数を切り捨てて均等に割った点数に等しい点数のダメージを与える。}
しかしこのデッキ、昨日紹介した対抗呪文のような打消しに弱い点が致命的で、そこまで中続きはしませんでした。
これも初期のカードなのですが、こんな感じで初期のカードはライフの価値が本来のそれより著しく高く考えられていました。治癒の軟膏を見ていただければわかるかと思います。
ライフのみがゲームの勝敗を左右する要因なわけですから、無理はありません。
しかし、ライフとはゲームの勝敗を直接左右する要因でしかないのです。それ以外のシチュエーションでは、ライフは単なるリソースです。
もちろん、ライフが低くなればなるほど相手に稲妻を打たれる可能性が上がりますから、間接的に取れる行動の幅が狭くなるのは事実です。だからといって、ライフは一にも二にも守らなくてはならないものではありません。たとえ1点差でも、相手の体力が0ならあなたはゲームに勝てるのです。
今日はこの辺で。ではまた!
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