こんばんは。時のらせんウィークもいよいよ終盤。本日はこちら!
文を読んだだけでは何が何かわからないかもしれません。こちらのカード、土地でありクリーチャーでもある一風変わったカードです。現状、土地とクリーチャーの両タイプを持っているのはこのカードしかありません。
考え方によっては0マナ1/1のマナクリーチャーですが、これを出したターンは土地を出せないのでマナ加速にはつながりません。そのため、アグロデッキに入りそうで入らない性能です。
ではどのように使うか。まず一つ目の強い点は「森サーチ」で拾ってこれる点です。こうしたサーチを使ってこのカードを出すことをコンボの始点にすることも多くあります。逆にクリーチャーサーチで持ってこれる土地でもあります。広い使い方のできるカードであると言えますね。
また、フェッチランド等を用いた面白い使い方もあります。このカードはフェッチランドで持ってこれるクリーチャーカードなので、相手の攻撃に合わせてチャンプブロック要員を確保することもできます。相手の計算を狂わせることも可能です。
総じてゼンディカーの夜明けで登場した裏側が呪文のカードと似た役割を持っていると言えるカードでしょう。ただ決定的に違う点もあります。
大きいのは、土地破壊とクリーチャー破壊の両方の対象となってしまう点でしょう。タフネスが低いことも相まって、破壊されやすいカードです。そのため、マナ基盤としてはあまり安心できません。
また、ミシュラランドと呼ばれるマナ等を支払ってクリーチャー化できる土地に似てもいますが、これまた違う点があります。それがソーサリータイミングの除去に引っかかってしまう点です。《ドライアドの東屋》は常にクリーチャーなので、《神の怒り》のようなソーサリータイミングでしか打てない除去カードの対象になってしまいます。
とはいえ前述したフレキシブルな点が重宝され、唯一無二の働きをするのがこのカード。あなたも、きっと一度は奇想天外な使い方をされることでしょう。ではまた!
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