こんにちは、100円ショップですべてをそろえる男、IBKです。(このことも記事にしようかと思っています)
今回も鉄道に関するドイツ語ということでドイツの駅自動放送を使ってみてみましょう。ちなみにドイツ語で駅構内放送のことをbahnhofsansagen、もしくはBlechelseと言います。Blechelseはスラングに近いですね。
このリンクの動画の一番最初の放送を聞いてみます。
Gleis 2, einfahrt ICE 1652 nach Wiesbaden hauptbahnhof uber Frankfurt am Main hauptbahnhof, abfahrt urspuenglich 10:17, Vorsicht bei der einfahrt.
となりますね。まず初めに電車が入ってくるプラットフォームの番号を、次に列車種別、行先、経由地、発車時間と遅延時間を案内します。この場合ですと2番線に入ってくるICE1652列車の案内ですね。行先はヴィースバーデン中央駅、経由地はフランクフルト中央駅、そして本来の発車時刻は10:17のようです。遅れていますね。残念です。ちなみにeinfahrtは入線という意味です。fahrenとeinが組み合わさっていると考えるとわかりやすいです。
ドイツの鉄道は時間に正確という印象をお持ちの方もいらっしゃるようですが残念ながらそれは過去の話のようです。今は長距離列車部門は実に4本に1本の割合で列車遅延が起きているようです。鉄道民営化によって混乱が生じこのような事態が収束していないのが現状のようです。
続きましてこの放送を聞いてみます。
Meine damen und Herren an Gleis 1, bitte einsteigen, vorsicht bei der abfahrt des zuges. vielen dank.
einsteigenは乗る、vorsichtは気を付ける、abfahrtは発車と言う意味です。つまりここでは「皆さん、1番線から列車が発車します。ご注意ください。ありがとうございます。」みたいな意味です。これを聞いたら急いで乗り込むか発車する列車に気を付けましょう。
こちらの一番最初の放送を聞いてみます。
Gleis 9, eifahrt RB 41 von Hamburg hauptbahnhof, ankunft urspuenlich 9 uhr 5. Bitte nicht einsteigen, vorsicht bei der einfahrt.
9番線に列車が入ってくるようですね。しかしこの列車はこの駅で終点です。そのため到着(Ankunft)のみ案内しています。本来の時間であれば9:05着の列車のようですが若干遅延しているようですね。そしてbitte “nicht” einsteigen、nichtは否定の意味ですから乗らないでくださいという案内を添え、入線にご注意と締めくくりましたね。
とりあえず今回はよくある放送を聞いてみました。自動放送なので比較的聞きやすいかもしれません。ネイティブのドイツ語は早すぎてわからないことも多いです。今回はドイツの駅でしたが同じドイツ語圏でもオーストリアやスイスではまた違う放送が行われます。その違いに注目してみるのもいいですね。
ではではー
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