時々錯誤 7/18

書く気になった時に書き溜めると言う行為を最近覚えた。これを書いているのは7/14である。進歩。デメリットは書く気にならないと更新が止まること。やはり担当編集者がほしい。

現代錯誤という連載をしていた。過去形だが、決して止めようなどと言う気はない、止まってしまっているだけである。筆者の意思とは関係がない。

余談はそこまでとして、現代錯誤の執筆テーマというべきものがある。それは、世の中のものをねじれの位置から見ることである。決して毎回従っているわけではないが。

私の若さゆえの「尖り」が現代錯誤の源だったわけだが、最近めっきりなくなってしまった。現代錯誤の更新が途絶えているのは、ひとえに私が丸くなったからである。

おそらく、トビログライターに「貫通錯誤は丸くなったか」と聞いても「丸くはなったが絶対値というものがあるよ」と返されるであろう。しかし人生とは自分本位なものである。主観的に相対的に考えれば良いのだ。

丸くなった原因は、おそらく自分自身の考え方の変化にある。もう少し極端な言い方をするならば、私がちょっとだけ賢くなった結果、丸くなったのである。

世の中を達観した、などというと烏滸がましいというか、実際は「達観」があだ名の友人がいたことなどを思い出すだけなのだが、若干の諦めが自分に生じたのだろう。元気がなくなったわけである。言い方を変えれば、諸行に不満がないわけであり、決して悪い状態ではない。

しかし、私自身はこうしてまた筆を取ろうと思い、実際に行動に移したのだ。あなたがリアリストなら、私の中での均衡状態が破られたのではないかという仮説を立てることだろう。

実際のところは自分にもよくわからないので、ぜひ私を卒論の研究対象に。「現代錯誤の更新頻度と貫通錯誤の心情の関連性」公益性皆無である。

貫通錯誤

カードゲームとボードゲーム(ゴールデンエッグラー,mtg,シャドバ,Blade Rondo,自作など)を嗜んでいます。カードゲーム、音楽、動画についてなどと、根強いファンを誇りたいショートエッセーの現代錯誤という連載を書いていきます。
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