こんにちは、たぼっくすです。
前回のブログで誤字をしたので今回からは更にしっかり見直しをしようと思います。
今回からは友達に考えてもらった最後の挨拶を使うので、是非最後まで見てください。
さて、前回のブログでは自己紹介をさせていただきました。その中のスポーツでフェンシングについて書かせていただきましたが、実際にやっていた自分から見てもフェンシングはマイナースポーツだと思います。そこで、経験者の自分からできる限りわかりやすく紹介したいと思います。
フェンシングとは
フェンシングは、基本個人戦です。(団体戦も一応あるのですが、それについてはいつか書きますね)
ピストと呼ばれる長さ14メートル、幅2メートルの他の種目で言うところのコートやグラウンドで行うスポーツで、選手の二人は向かい合って片手で剣を持ち、相手の体を突くことで得点を獲得することができます。(少し種目によって変わりますがそれは次回以降に)
種目は三つあります。
その三種目は日本で一番競技人口の多いフルーレ、世界で一番競技人口の多いエペ、唯一斬るという動作のあるサーブルです。
三種目はそれぞれ使う道具やルールまでいろいろ異なる部分が多いです。
次回以降、フルーレ、エペ、サーブルの順に紹介していきたいと思います。
フェンシングの歴史
フェンシングは中世ヨーロッパで生まれたスポーツで、もともとは身を守ることを重視した技術でした。実戦的な剣術として多くの騎士が腕を磨きましたが、戦争における技術の発展(銃や大砲といった武器が出てきたことです)によって実戦としての技術ではなく、上流階級が磨く技術へ、そしてスポーツとしてのフェンシングへと変化していきました。
ルールがバラバラだったところからFIE(国際フェンシング連盟)が1913年にパリで結成され、ルールを統一化しました。(FIEは現在スイスのローザンヌへと移転しています)
試合形式
フェンシングの多くの試合では、予選のプール戦とその結果に応じて作られたトーナメント戦が行われます。
プール戦とは少ない場合3人、多い場合だと8人で行われる全員の総当たり形式で行われる試合です。
メンバーは試合前のこれまでの実績を踏まえたシード順によって決められ、4人の場合以下のように試合を行っていきます。
1. A-B 2.C-D 3.A-C 4.B-D 5.A-D 6.B-C
このプール戦は一試合3分で5点先取するか、3分経過した場合試合終了となります。
引き分けもプール戦の場合あります。
そして全プールが終わると全員が各々のプールでの勝数(全プールの人数が同じでない場合は勝率になります)で全員に順位をつけていきます。
このとき同じ勝数の場合、指数(得点数ー失点数)で順位を決めます。
その順位に応じてシードを決め、トーナメント戦へと移っていきます。
トーナメント戦になると多くの試合では5点先取から15点先取になります。
このとき、試合時間も3分から3分3セットに変更になります。
※試合によっては準々決勝や準決勝の前の試合までは2セット10点マッチの場合もあります。
簡単なフェンシング用語
皆さんはフェンシング用語が何語か知っていますか?
(ヒントはFIEが設立された国の用語です)
答えは フランス語 です!
最低限のフェンシングで必要な用語を説明します。
日本語 | フランス語 | 読み |
1 | un | ユヌ |
2 | deux | ドゥ |
3 | trois | トロア |
4 | quatre | カトル |
5 | cinq | サンク |
6 | six | シス |
7 | set | セット |
8 | huit | ユイット |
9 | neuf | ヌフ |
10 | dix | ディス |
用意 | pret | プレ |
はじめ | allez | アレ |
おわり | halte | アルト |
礼 | salut | サリュー |
審判は基本フランス語で選手に得点を伝えます。
試合の前後でsalutと言われたら、選手は剣を審判客席相手の順番に向けて挨拶をします。
この動作はとてもかっこいいのでフェンシングを見る際は是非注目してみてみてください
試合が始まるとpret allezという合図とともに試合が始まります。
そして、halteと言われたら一旦そこで試合は中断し、pret allezで再開します。
終わりに
フェンシングの歴史と試合形式、簡単な用語を今回は説明しました。
オリンピックなどで試合を見るタイミングがあれば思いだしてみてみてくださいね。
日本フェンシング協会のHPはこちら
日本フェンシング協会現会長の太田雄貴さんプレゼンツのフェンシング紹介動画はこちら
(とてもかっこいいので是非見てみてください)
今回はここまでです。
次回は一つ目の種目フルーレについてです。
それでは、
see you たぼっくsoon
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