ニュートンプレスから毎月刊行されている科学雑誌Newtonをご存知ですか?
学校の図書室や地域の図書館には多くの場合入っているレベルに有名な雑誌です。
一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか?
以下のような雑誌です。(2021年2月号)
今回はこの雑誌の読者モニターになりませんか?という話をします。
別にニュートンプレスの人間って訳ではありません。
良い雑誌だと思っているので、読者が増えればいいなと一読者として思っているに過ぎません。
ちなみに僕は読者モニターをやっています。
では早速参りましょう。
まずNewtonってどんな雑誌?
突然「読んでみない?」「読者モニターやらない?」と言われても
まずその雑誌のことを説明しやがれ
と言いたくなりますよね。
ならない人はお人好しな気もしますが、次の節まで飛ばしていただいて大丈夫です。
ともかくNewtonとはどのような雑誌なのか、簡単に説明します。
Newtonはニュートンプレスが毎月26日に刊行する科学雑誌です。
別冊NewtonやNewtonライトなどの派生シリーズも存在し、幅広い数理科学のネタについて分かりやすく説明しています。
1981年に創刊され、今年で40年目を迎えます。
Newtonのポイントは何よりも「難解な内容を分かりやすく説明している」という点につきます。
数理科学に苦手意識がある人でもスラスラと読めるのに扱っている内容は最先端のこと、というちょっと不思議な体験をできるのが魅力です。
初代編集長竹内均先生は以下の3点を重要視し、Newtonのコンセプトに置きました。
そして実際にこれがNewtonの魅力の源となっています。
興味がある方は初代編集長メッセージを是非ご覧ください。
- 綺麗な写真とイラスト
- 分かりやすい文章
- 「実証(実の証拠)」を多く用いる
実際読んでいてこのポイントは感じます。
特にイラストは非常に理解を助けてくれます。
また、数理科学を学ぶ上で大事な点に気付くこともできます。
この記事を書きながら自分の過去のメモを見ていたのですが、Newtonに対して感じることのメモがありました。
それは「数理科学に興味はあるが、授業以外で学んでいない人に適している」ということです。
もちろん日々数理科学を学んでいる人にも適していますが、「興味はあるけど深い知識はない」人がとても読みやすいということですね。
極論を言ってしまえば数理科学をゴリゴリ学んでいる人は専門書や論文を読めばいいんです。
そのようなものは読まない/読めないけど学びたい、と言う人が読むのに最も適していると思います。
読者モニターは何をするの?
前節でNewtonがどんな雑誌であるかご理解いただけたでしょうか。
続いては読者モニターは何をするのかご紹介します。
読者モニターの仕事は簡単です。
毎月アンケートに答える
ただ一つだけです。
読者モニターの任期は半年間です。
任期の間に刊行された6冊のNewtonについて、毎月ニュートンプレスから送られるアンケートにオンラインで回答します。
アンケートの内容としては、良かった記事,イラストについて選択するものや、感想や意見などを文章で回答するものなどがあります。
10分~15分程度で終わります。
「読者モニター」と聞くと大層なものに聞こえますが、実際の内容としては簡単ですね。
では、読者モニターをやると何かいいことがあるんでしょうか?
次節でメリット,自分がやっている理由についてご紹介します。
読者モニターのメリット,デメリット
さて、読者モニターをやるにあたってのメリット,デメリットについて説明していきましょう。
メリット
- 毎月抽選でNewtonの本がもらえる
- 任期のアンケートすべてに回答するとNewtonの本が必ずもらえる
- 読む動機になる
まずは1と2を一気に説明します。
読者モニターは一定の条件でNewtonの本をもらうことが出来ます。
10冊以上の選択肢の中から1冊をアンケート回答時に選択しておきます。
すると、毎月抽選で5名が回答時に選択した本をもらうことが出来ます。
更に、任期中のアンケートすべてに回答していれば同じ選択の中から必ず1冊もらうことが出来ます。
つまり、確実に1冊はもらえて更にもっともらえるチャンスがあるということです。
単価1000円以上する本がちょっとしたアンケートに答えるだけでもらえるのは嬉しいですよね。
次に3です。と言ってもこれは自分が勝手に感じていることです。
Newtonは長い間購読しているのですがどうしても自分の中で優先順位が低く、読まずに翌月を迎えてしまうこともありました。
しかし、読者モニターになったからには毎月期限までに読んでアンケートに回答しなければなりません。
自主ゼミについて説明した時と同じですが「読みたい意思はあるけど、いざ読むとなると億劫に感じてしまう」自分にはちょうどいいポイントです。
このように、読者モニターには様々なメリットがあります。
しかし一応デメリット(というか注意点に近いですが)も説明しておきます。
デメリット
Newtonが毎月もらえる訳ではない
当たり前ですがアンケートに回答するためには毎月Newtonを読む必要があります。
しかし、そのためにニュートンプレスからNewtonが毎月届くわけではありません。
つまり、自分で購入するor図書館などで借りて読む必要があります。
ですから、Newtonが欲しいから読者モニターになる、と言うことは出来ません。
あくまで読者モニターの特典としてもらえるNewtonもおまけだと考えましょう。
毎月自分の力でゲットして読むことは想定されています。
そのため、読者モニターになる前にNewtonを読んでみるといいと思います。
その上で毎月買って読者モニターをやってみよう!と思えたらオススメです。
または現在毎月買って読んでいるor定期購読している方はデメリットがありませんからオススメです。
終わりに
如何だったでしょうか。
前節の最後に書いたことは個人的にとても言いたかったことです。
当たり前ですが、特典や景品を目的とするのではなくNewtonが好きだという前提が必要ということですね。
その上でただ読むくらいなら読者モニターをやるといいと思いますよ、と思っています。
Newtonを読んだことない方が読んでくれれば、そのまま読者モニターになってNewtonに貢献してくれれば、今読んでいる方が読者モニターに興味を持ってくれれば、嬉しい限りです。
なぜこの時期に読者モニター募集に関して記事を書いたかと言うと、現在の読者モニターの任期がそろそろ終了します。
つまり、Newtonはそろそろ読者モニターを募集すると思います。
興味を持った方は是非情報をチェックしてみてください。
以下に去年の読者モニター募集のツイートを埋め込んでおきます。(秋は誌内にて募集がありました)
最後に少しだけ自分の話をさせてください。
Newton巻末には毎月書く記事に対する感想が1つずつ掲載されています。
この感想は読者モニターのアンケートの中にも組み込まれていますが、読者モニターでなくともメールで送ることが出来るものです。
そこに感想が採用されると、対象の本がもらえます。
そして自分は過去に採用され、以下の本を頂きました。
「献本」という形式になるためちょっと格式ばった形で送っていただきました。
人生初の献本になったのですが、ちょっと気分が良いものでした。
感想採用でもらえる本が先日更新されたため、また採用されるよう頑張りたいなと思っています。
最後の最後に自分の話をしてしまいましたが、これで終わります。
読んでいただきありがとうございました。