本記事はトビログ初のイベント「○○のプロフェッショナルと思われる人々」の卒業編の記事となります。
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※以下の内容は完全なるフィクションです。登場する人物や団体は一切関係ありません。また、以下のことを実践しても一切責任を負いません。
卒業シーズンですね。卒業とはいっても様々な種類がありますが、一番に思いつくのは学校を卒業することだと思います。卒業前に様々なイベントを用意している方も多いのではないでしょうか。例えば、卒業旅行。コロナ禍の影響で卒業旅行に行けなかった方々は残念ですが、いつか行けることを願います。基本的に楽しい思い出となるはずです。卒業式も重要なイベントです。卒業証書をもらい、それを手に持った写真を撮ることでしょう。仲間と会えなくなる悲しみで泣いてしまう人もいますが、全体的に明るい雰囲気ですよね。自分が成長したことを感じながら学校を去る、これが理想的な卒業の方法かと思いますが、どうせ卒業して仲間と会えなくなるのであれば何か学校の記録に残るようなことをしておくべきだと思います。「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがありますが、ことわざなんて綺麗ごとです。容赦なく跡を濁しましょう。
とはいっても、犯罪に近いことをしてしまうと今後の人生に悪影響を与えてしまう可能性があるため、ほどほどな事を行いましょう。とりあえず自分の隠し持っていた能力をみんなに見せつけましょう。…厨二病ではないですよ?意外な特技や趣味を公開すればいいのです。実はピアノが弾けました、とかはかっこよさそうです。しかし現実にそのような人は少ないと思うので、みんなが引くような趣味や特技を見せつけましょう。その特技や趣味の内容は具体的には(コンプライアンス違反のため)申し上げることはできませんが、どうせ今後会う機会がないのであれば、どうってことないと思います。まず一つ跡を濁すことができました。
次に、自分が学校生活で行った不祥事を全て晒しましょう。「テストでカンニングをした」はグレーゾーンなので無しとして、「ボールペンのバネの部分を盗んだ」というような小さいことをひたすら挙げていきましょう。おそらくとんでもない量になると思います。その全てを黒板に書き、クラスに公開します。やばい人認定されることでしょう。おめでとうございます。しかし、今後会わないのであれば気にすることはありません。また跡を濁すことができましたね。
生徒だけではなく、ついでに教師にも印象に残るようなことをしましょう。職員室を駆け回るのもアリだと思いますが、生活指導を受けさせられそうなので止めておきましょう。少し控えめに歌を歌うとかにしてみましょうか。高音が含まれるものの方が大声を出すことができるので、「粉雪」とかどうでしょう。職員室から少し離れたところで熱唱し、教員が注意しにきてもしばらくは歌い続けましょう。声が裏返っても歌い続けましょう。歌いきるのが理想的ですが、教員がガチギレしたらとりあえずやめましょう。これで教員にも悪印象を残せましたが、どうせもう教わることが何もないのであれば今までの鬱憤を晴らすべきでしょう。
最後に生徒全員を巻き込んだ企画を行いましょう。「生徒全員に嘘コクをしてみた」とかどうでしょう。成功したとしても「ドッキリでした~^^」で済ませ、最終的に何人成功したのかという統計を取ってみましょう。そしてそれをブログの記事にでもすればバズるんじゃないですか?相手は不満でしょうが、自分の利益が最優先です。
さて、学校史に残るような問題児となったばかりですが、もう卒業の日です。今までの学校生活を一新して新たな生活をまた始めましょう。
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