ドイツの鉄道模型に室内灯をつけよう その1

こんにちは。イギリスのお茶も良いけれどトルコのチャイも美味しい、IBKです。

鉄道模型で遊んでいると時に「暗いところで走らせたらライトとか光ってかっこいいんだろうな」と思ったことありませんか?その夢を実現すべく世界中の様々な鉄道模型メーカーが所謂室内灯キットというものを発売しています。日本のNゲージでも様々なメーカーが出していますね。

さて私はドイツのメルクリン社の鉄道模型を集めております。もちろんメルクリンからも室内灯は発売されていますが若干高いのがネックです。メルクリンの純正の照明を搭載する場合、1つ13ユーロのLEDを1両に2つセットしなくてはなりません。また線路から集電するためのシューと呼ばれる金属板なども必要ですので1両当たり4000~5000円はかかってしまいます。金欠気味の私には厳しいものがあるので今回はテープLEDから自作したいと思います。

今回室内灯を入れるのはこの3編成です。青い箱が1930~50年代のドイツの客車、白い箱に入った赤の客車は1990年代の特急客車、灰色の箱がヨーロッパ国際特急として有名だったTEE(Trans Europ Express)のセットです。

まずTEEのセットから入れていきましょう。とその前に実車の紹介をしましょう。TEEというのは1960年代~80年代にかけてヨーロッパ中を走っていた特急の種別です。このTEEはBavariaという名称が与えられました。その名の通り、バイエルン最大の都市ミュンヘンからスイスの都市チューリッヒまでを走っていた特急です。セットはスイスの機関車がドイツの客車2両とスイスの食堂車を牽く編成となっています。

用意するのはテープLED(12V)、抵抗器、ブリッジダイオード、集電シュー、通電カプラー、コード、そして半田セットです。テープLEDは5㎝くらいずつカットできるものを使用しました。

まずはテープLEDをカットします。メルクリンの客車は1両28.2㎝ですので25㎝にカットします。

半田つけが汚いのは技術不足です…

ブリッジダイオードと抵抗器を半田付けします。ブリッジダイオードは電流の極性を常に一定にする働きを持つため、LEDの+側とブリッジダイオードの+側を合わせるようにします。またメルクリンの線路からは22Vの電気が流れていますからそのままLEDに繋げてしまいますとLEDが熱を持ち、危険な状態になります。そのため抵抗器は必須です。ちなみに抵抗の大きさで光量の調整もできます。

次にコードを20㎝くらいにカットし、先ほどのLEDのセットの片方の端子に半田付けします。これはのちに通電カプラ―、もしくはシューと繋がります。

さて作業を進めたい気持ちは山々ですが焦って進めてもいいことはありません。一旦休憩してまた進めるとしましょう。

それでは今回はここまで。Auf Wiedersehen!

IBK

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