第二回GGC主催ゴールデンエッグラー杯 参加レポート

 こんばんは。皆さんは「ゴールデンエッグラー」というゲームをご存じですか?将棋とTCGを掛け合わせた個人製作の戦略ゲームなのですが、最近私貫通錯誤(プレイヤーネームはSuzukoです。)がジローを巻き込んでハマっています。

 最近始めたものですから、カード資産を集めなくてはなりません。そのためにもランクマッチに繰り返し潜っていたある日、こんなツイートを見かけました。

 GGCさん主催の大会です。やるしかない……。ジローと二人で参加することに決めました。

大会概要

 軽く大会の流れについて説明します。

 まず上記ツイートにあるようにGoogleフォームでエントリーをします。この段階ではTwitterアカウントの登録とユーザー名の登録のみを行います。次に同じく上記ツイートに貼られているDiscordに入ります。大会関連の情報はここで共有されます。

 ここまで来たら当日を待つのみ。こうした大会に参加するのが初めてだったこともあり、割とそわそわしながら当日を迎えました。

 当日は指定された時刻に「当日チェックイン」なるものを行います。これをした人のみが大会に参加する形式がとられています。言い換えれば、当日の予定が不明でもエントリーだけはできるということです。やさしい!さて、当日チェックインでは使用する「軍団」の申告を行います。ここでは全部で四つある軍団のうち二つを申告します。対戦相手が変わるタイミングで使う軍団は変更できるとのこと。明確に有利を作り出せる軍団を選択したいところですが……。

 さて、チェックインが終わるとトーナメント表が公開されます。今回のはこちら。

 シードでした。しかも同じ山にはジローが……。向かいの山にはランクマッチでも高順位をキープをキープされているプレイヤーが数多くいらっしゃいます。smearbleさんはランクマッチで一度対戦したことあありましたが、ボコされたのをよく覚えています。つらかった。

 さてさていよいよ試合開始です。私のデッキはこちら。騎士と竜を選択しましたが、竜は練度も調整も万全ではなかったため、騎士一本で臨む覚悟でした。ここからは試合の流れを軽くまとめてみます。

試合レポート

 1回戦の時間はジローの試合を見ていました。すらいむさんは罠と潜伏カードでテクニカルな動きをする狩人を選択、一方のジローは魔法使いを選びました。初戦は強力な罠カードに完全に制圧されすらいむさんが先取。二試合目、お互い一歩も譲らない展開の中でジローは《導き手サラマンクル》を繰り出します!これにすらいむさんが投了し1-1のイーブンに。最終戦、じわじわと、しかし次から次へとカードを展開したジローがすらいむさんを追い詰め初戦突破を果たしました!この試合、三戦合計で40分にも及ぶ激戦でした。

 そして2回戦。トビログライター同士の本気のぶつかり合いです。ガチ。ジローは変わらずに魔法使いを選択。一方の私Suzukoは騎士を選択します。初戦、二戦目ともに《砦》や《城塞》からの物量展開が決まりまして私のストレート勝ちとなりました。ジローの勝利時点で決まっていたとはいえ、大会前からすれば予想外ともいえるトビログライターの決勝進出です。

 さていよいよ決勝。お相手は大会時点でランクマッチ第6位のnk03さんです。騎士と魔法使いを選択していらっしゃいましたが、それに対応できる方策を僕は持ち合わせていません。練度の高いオーソドックスな騎士デッキを選択しました。nk03さんも同様に騎士デッキを選択、ミラーマッチとなりました。

 さて第一戦。私は後攻を引きます。nk03さんは《工兵》からの能力起動で《砦》と動き3Tに《重機斧兵》を展開します。対する私は《砦》⇒《城塞》とテンポよく設置でき、3Tに繰り出すのは《勇将ダル・ヴィン》!高い防御力を誇りながら速攻を持つ屈指の強カードです。後続のカードを引くこともできたおかげか、盤面を制圧できた私は初戦をモノにします。

 第二戦、サイドボードの入れ替えでは相手の《ダル・ヴィン》を意識したカードを編成しました。こちらも私が後攻となりますが、相手の《弓兵》によるアグロ戦術に苦しむこととなります。序盤から基地を破壊されかなり動きづらい展開となりますが、《重機斧兵》を盾として使うなどしてなんとかしのごうとします。手札にはまたも《勇将ダル・ヴィン》が見えていたため何とか基地を5枚に伸ばしたい……。基地の存続を最優先にして《ダル・ヴィン》で盤面の不利を返そうと考えました。相手の攻撃を何とかしのいでいるうちに、私は基地を5枚まで伸ばすことに成功、そこからは《ダル・ヴィン》を中心に攻勢をかけていきます。お相手のnk03さんは基地事故(いわゆる「マナ・フラッド」)を起こしているのか、なかなか後続のカードを引けていないように見受けられました。二連続で《勇将ダル・ヴィン》を手札に引き入れる運の強さの貢献度が高かったですが、そのまま盤面を制圧するのに成功し優勝することができました。

 ご覧のように運の良さがかなりあったと思います。プレイングで唯一気を付けていたのが相手のトップへの対処です。トップで《ダル・ヴィン》を引かれるとどんな状況でも苦しい展開を強要されてしまいます。相手の基地の枚数を極力削ることを意識しました。決勝戦の様子を対戦相手のnk03さんが投稿して下さっています。併せてぜひご覧ください!こちらです。nk03さんのYouTubeチャンネルはこちら

 さて、長くなりましたがここらで終わらせることとします。今回は初出場の大会で優勝でき大変うれしく感じました。次回は今回よりもプレッシャーがかかるでしょうが、二連覇を達成できるよう努めていく所存です。今後は配信なんかも考えておりますのでその際はぜひよろしくお願い申し上げます。

 明日か明後日頃にプレイングの振り返りとサイドボードの考え方なんかを記事にしようかと考えています。そちらも公開されましたら併せてぜひ。最後にエッグラープレイヤーの皆様、Twitterのフォローもぜひお願いします。

 最後に、記事作成にご協力いただいたTno様、GGC運営様、nk03様にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!

ではまた!

貫通錯誤
カードゲームとボードゲーム(ゴールデンエッグラー,mtg,シャドバ,Blade Rondo,自作など)を嗜んでいます。カードゲーム、音楽、動画についてなどと、根強いファンを誇りたいショートエッセーの現代錯誤という連載を書いていきます。
noteでも(ほぼ同じ内容を)公開しています。⇒https://note.com/sakugo_suzuko

コメント

タイトルとURLをコピーしました