【初心者向け】ゴールデンエッグラー要注意カード

 ゴールデンエッグラーを新しく始めた方に向けて、注意を要するカードをまとめています。軍団ごとに特性があり、それぞれに注意すべきムーブがあります。が、特に注意すべきカードを意識することで初心者でも経験者に勝てるようになります!

騎士

要注意カード

勇将ダル・ヴィン

言わずと知れた騎士最強のレジェンドです。唯一無二の防御3が光るカードで、ほとんどのカードではダメージを与えることすらままなりません。騎士は《砦》やそれを持ってこれる《工兵》のようにいわゆるマナ加速を行える軍団です。ですからこのダル・ヴィンが3ターン目に登場してくることもあります。
対策としては「出させない」の一言に尽きます。騎士はマナ加速が可能な反面、序盤の基地破壊に比較的弱い傾向にあります。そこを突いて速攻戦術を仕掛けるのが良いでしょう。
あるいは物量展開も時に有効です。ダル・ヴィンはただ単に「デカい」カードですから、良質な1:0交換を繰り返せる点では優秀でも、莫大なアドバンテージを稼ぐのには時間を要してしまいます。ダル・ヴィンでは間に合わないほどにカードを展開するのも時として有効でしょう。

智将アブレイユ

自分以外の全ての味方カードの移動力を+1してしまうカードです。これがあれば機動力に優れない《勇将ダル・ヴィン》ですら移動力2のカードとなってしまいます。
防御も2と高いため、ダルヴィンと同様「出させない」ことが主な対策となるでしょう。

注意カード

野戦築城

【出撃拠点】と呼ばれる効果を持っており、このカードの周りに拠点を除くカードを置けるようになります。いわば疑似基地なわけですが異なる点が二つ。一つ目は3というそこそこのHPを持つ点です。2つ目は移動こそできないものの攻撃力1を持つ点です。2Tに《砦》《出撃拠点》からの3レベル連打というムーブが攻守ともに強力であり警戒が必要です。
対策としては備えるの一言に尽きます。2T目までにリソースを大量に消費して基地を狙いに行くのか、それとも《野戦築城》やそのあとの高レベル帯カードに備えるのか、手札を吟味しなくてはなりません。

開城門・凱旋門

《野戦築城》同様【出撃拠点】を持つカードです。それに加えて【速攻】【射程2】を持っており、場に出たターンから攻撃が可能です。相手の基地のおかれている列のうち、《砦》などによって埋まっていないスペースには常に《開城門》や《凱旋門》を置かれるリスクがあります。言い換えれば、HP2以下あるいは3以下のカードは意図せずいきなり倒されてしまうことがあるということです。警戒しきるのはかなり厳しいカードですが、相手の基地の場所や空き状況を把握する必要があります。

要注意カード

怒龍

言わずと知れた龍でもっとも強いカードのうちの一枚です。2/2という標準的なサイズを持ちながら、恐ろしいことに出撃ターンから移動・攻撃が可能となる【速攻】を持っています。対面龍で基地を合わせておかれたら体力2以下のカードは破壊される可能性を常に考慮しなければなりません。基地の置く場所を「外しにいく」プレイングが必要です。
なお、注意すべきムーブに 2T怒龍→怒龍前進からの攻撃→怒龍の後ろに火吹き龍/砲龍 というものがあります。この動きをされると次のターンの基地破壊はまず免れないと思った方が良いでしょう。基地を置く場所を外しにいくことや、射程2持ちのカードでけん制することが重要です。
また、龍同士の対戦だとこの怒龍の枚数が勝敗のカギを握ることもあります。いつ怒龍を場に出すか、手札にある枚数と相談しながら検討することが必要です。

火吹き龍・火炎喰らい・金剛龍

すべてレベル3以下で射程2を持つカードです。狩人のカードと違って2以上のHPを持っているのが大きな特徴です。2列目4列目の位置にこれらのカードを置かれると苦しい局面が増えやすくなってしまいますから、端に追い込むプレイングが必要です。

怒りの化身ジ・エッグラー

レベル4で4/4、防御は0と標準的なサイズを持ちながら、自分のユニット全てに速攻を付与する凄まじいカードです。龍を相手にしているとき、3ターン目まで相手の動きが静かなら、たいていの場合《エッグラー》が後に控えています。対策としては基地4に到達させないこと、あるいは《ダル・ヴィン》のような強力なユニットを多数用意して迎え撃つ準備をしておくことが重要です。そうはいっても《エッグラー》と射程2のカードが組み合わさればそのターンだけで基地を破壊されてしまいますから、あらかじめ強固な盤面を築くことが重要といえるかもしれません。
龍ミラーの場合、後に《エッグラー》を出したほうが有利といわれていますが、射程2と組み合わせる場合にはそうとは限りません。難しいプレイングになりますが、基地4を保持しいつでも《エッグラー》を出せる状態にしておくのが重要です。

注意カード

将龍カストロ

毎ターン特技でデッキからレベル2以下のカードを1枚サーチできるこのカードは、無限にリソースを補充できる点が非常に強力です。レベル2以下といっても龍という軍団には速攻を持つ「怒龍」、射程2を持つ「砲龍」「火吹き龍」、攻撃力3を持つ「砲龍」「大牙持ち」、高いスタッツを誇る「甲殻龍」と非常に豊富なカードをそろえています。シチュエーションに応じて適したカードを持ってこれる点でこのカードは非常に強力です。出されたらなるべくすぐ倒せるように、ユニットを駆使して追い込む必要があります。

冥守ヌボー

カストロと似た役割を持つこのカードは、毎ターン特技によって墓地からレジェンドでないカードを手札に戻すことができます。レベルは問われないため、大型速攻である「激怒龍」を戻す動きが中でも強いといえるでしょう。毎ターンリソースを提供し続けながら、このカード自体も3/4/1とまずまずのサイズを持っており強力です。特にエッグラーとの組み合わせは凶悪そのものといえます。

狩人

要注意カード

茂みの伏兵

序盤に裏向きで設置され、表返しで基地破壊…。狩人の凶悪アグロムーブを支えるこのカードは一にも二にも警戒が必要です。同レベル域には殺戮兵器サイクルという強力な罠カードもあり、安易には叩けませんが、時には相手のプレイングと心理を読んで勇気をもって「割り」に行くことが必要です。

若き狩人ネオン・ドルベン

レベルは3、打点も3、射程は2。ここまでなら普通のカードだったでしょうが、問題はこのカードのテキスト欄に「速攻」の二文字も書かれてしまっていることです。相手に隙があれば出したターンに基地破壊を狙えますし、そもそも射程2の打点3がいきなり飛んでくるのは強力以外の何物でもありません。正直警戒はできないので、ドルベンを出された後について常に注意することが重要です。返り討ちを狙えるようにユニットを配置しましょう。

殺戮兵器ボヌーシャ

罠4。スタッツは5/5/2。叩いてしまったら一巻の終わりなのがこの殺戮兵器ボヌーシャです。狩人を相手にしているときは、基地が4枚以上あるときに注意しなくてはなりません。ボヌーシャを叩いてしまってはゲームが終わるからです。
対策としては、基地を3以下にしてから叩くこと、あるいは放置が挙げられます。安易に裏向きカードを叩いてはいけません。感覚が物を言う話にはなりますが、勘を信じるしかないときもあります。

注意カード

森の番犬、番犬ザット

2/2/0、3/4/1の速攻持ちで、前進こそ出来ないものの左右に自由に動くことができるカードです。二列目まで前進したカードはこれの餌食になりやすくなります。一種の横に動く砲台のようなカードであり、非常に強力です。特にザットの場合、強力なレジェンドである《エッグラー》や《ヌボー》を一発で仕留められてしまいます。特にこれらのシステムレジェンドを使う場合、注意が必要です。

訓練された狩人

レベル2で射程2、打点も2あるカードです。1Tに《茂みの伏兵》を展開してからの裏にこのカードというムーブが非常に強力です。対処するには《弩弓》や《砲龍》が必要になります。対戦相手が狩人の時は意識したほうが良いかもしれません。

魔法使い

要注意カード

悪魔の石獣

2/2/0で中間配置可能なこのカードは、移動ができない代わりに速攻を持ちます。魔法使い対面の際には常にこのカードに気を使わなければなりません。このカードを置かれた後のことを考えたり、このカードを使わせることが重要になります。

導き手サラマンクル

【光の吹雪4】。半径3マス以内の敵カード全てに4ダメージを与える意味不明な効果を打つことができます。レベルは5と高いですが、本体性能も悪くはなく、出してしまえば一気に戦局を逆転できるカードです。対策としては相手の基地を詰めること、サラマンクルをかわせるようにカードを配置することなどが考えられます。

破戒僧フィッポロ、風の魔導師ラボアジェ

フィッポロとラボアジェはどちらも多様な魔法攻撃を持つカードです。レベル4と出しやすく、それなりの耐久性を持ちながら広く盤面に影響を与えることができます。こちらもサラマンクルと同様に、出されないよう基地を詰めることや、出された後に上手くよけられるようにユニットを動かすことが重要です。

注意カード

魔獣使いダフィンクス

こちらのカードは変化と魔獣の召喚を持つカードです。召喚でシチュエーションに応じて魔獣をサーチすることが出来ながら、相手に隙があるときには変化することができます。変化後には自身の魔獣の移動力を+1する効果を持つようになります。これにより悪魔の石獣が動けるようになると書けばその効果の強さが伝わるのではないでしょうか。出されたら割と詰む、強力なフィニッシャーです。出されても変化されないよう隙を与えないようにしましょう。

光の弓兵

こちらは魔法使いのアグロプランにおいて強力な一枚です、レベル2でありながら【光の弓1】を持つため、たいていの場合基地を1枚詰めることができてしまいます。特に騎士なんかでは対抗手段が少なく、非常に苦しい展開に立たせることが出来るため強力です。対策としては《弩弓》《砲龍》などで未然に防ぐ程度しかありません。ただ、攻撃を凌いでしまえばあとは無力なユニットに過ぎないため、基地を上手に使って陣形を立て直すのも有効でしょう。

貫通錯誤
カードゲームとボードゲーム(ゴールデンエッグラー,mtg,シャドバ,Blade Rondo,自作など)を嗜んでいます。カードゲーム、音楽、動画についてなどと、根強いファンを誇りたいショートエッセーの現代錯誤という連載を書いていきます。
noteでも(ほぼ同じ内容を)公開しています。⇒https://note.com/sakugo_suzuko

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