【エッグラー 第二回トビログ杯】優勝者インタビュー

 こんばんは。Suzuko(貫通錯誤)です。第2回目となるトビログ杯も盛況のうちに終わることができました!今大会はダブルエリミネーション制を採用したことにより、試合数が多く、かつ盛り上がりに欠けることがなかったように思います。これも参加して下さった9名のプレイヤーの皆さん、そしてエッグラー製作者であるTnoさん、観戦して下さった多数の皆様のおかげでもあります。ありがとうございました!

 さて、この度見事全勝で優勝なさったはなさんに貴重なお話を伺いました。皆を驚かせた速攻魔法デッキのあれこれをお話しいただきました!

まずは大会終わっての感想等をお聞きしたく思います。

 対戦した軍団が龍と魔法だったので龍魔法大会を想起しました。龍魔法大会では、自分が主催者であるにも関わらず不甲斐ない結果に終わってしまっていたので、今回の全勝優勝は感慨深いです。 試合を振り返りますと、3回戦まではマリガンの調子も良く大きいミスも無く速攻を決められたと感じています。ただ、4,5回戦はプレイングやマリガン、サイド構築の甘さが出てしまったと反省しています。
 特に悔やまれるのが4回戦のSuzukoさん戦の1ゲーム目です。マリガンしない程に万全の手札で挑んだのですが、自4ターンにおかしな処理をしてしまい龍喰いとヘンリーを犠牲に敢え無く投了しました。
 nk03さん戦ではサイドに蜃気楼を3積みしたのにも関わらず蜃気楼をサイドチェンジする構想を一切考えずないものになってしまい、3ゲーム目に基地が止まってしまう事があったり、1ゲーム目にnk03さんが出撃を躊躇い私の基地破壊を許してしまうことがありました。決勝戦ですがお互い反省点があり、まだまだエッグラーの進歩が期待される一戦でした。

今大会、他プレイヤーからすれば意外性をもたれたであろう速攻魔法デッキを組まれてましたが、どのような着想からデッキを構築しましたか?

 大会日は用事の関係で参加できても出先からになる予定だったので、1番得意な軍団である「魔法使い」の速攻デッキにしようと考えていました。この時点では基地13蜃気楼3だったのですが、弓兵や操者を守る為の中間配置として使うには弱いと感じたこと、そもそも、速攻であれば基地14で事足りるのではと考え、処理されない時に有効に働くレベル2魔獣を多く採用しました。

速攻魔法デッキのキーとなっていたように感じられる飛蝗蛙について採用の理由と使い方についてお聞かせください。

 自分の基地の位置に縛られないのが大きいです。多くの人がマリガンの出来によって初手の基地の位置を決めますが、基地を合わせても合わされても、自分の重要なユニットを守りつつ一度に2〜3枚で相手基地を狙えます。このことから、基本的には2T玉蜘蛛、弓兵、飛蝗蛙、操者で上記のように配置するのが良いのですが(※編集部注:基地の場所を問わず、手前に弓兵と操者、中間に飛蝗と蜘蛛を)、デッキには飛蝗蛙は2枚しか採用していません。本当であれば3積みしたいのですが、盤面に飛蝗蛙が居て機能するのが2枚までと考えているので3枚は積めないと考えています。しかし、飛蝗蛙の位置を玉蜘蛛に置き換えて2枚体制とする動きを2Tにすると途端に対応力が弱まってしまうのでとても悩ましいところです。代用に蝙蝠鴉を入れてますが、調整枠筆頭です。

レジェンドの採用はどのように判断されましたか?

 他に選択肢はないと考えています。どれも魔法使いを代表する強カードで速攻でなくとも採用できるおすすめレジェンドです。

最後に、次回トビログ杯に向けて何かございましたらお願い致します。

 次回に向け速攻魔法を引き続き研究しようと思います。お楽しみに!

※はなさんのデッキリストはこちら

おっしゃっていたようにLv2の厚さに驚かされますね。

編集部から

 今回全勝優勝を達成されたはなさん。Suzukoとしては対はなさん戦でユニットを配置しきれなかったターンがあるなど、プレイミスが悔やまれます……。今のところ対はなさんには勝利したことがないので、速攻魔法がさらに改良されると聞いて戦々恐々としております。

 ではまた次回のトビログ杯でお会いしましょう。はなさんはじめご協力いただいたすべての皆様におの場で感謝申し上げます。ありがとうございました!

貫通錯誤
カードゲームとボードゲーム(ゴールデンエッグラー,mtg,シャドバ,Blade Rondo,自作など)を嗜んでいます。カードゲーム、音楽、動画についてなどと、根強いファンを誇りたいショートエッセーの現代錯誤という連載を書いていきます。
noteでも(ほぼ同じ内容を)公開しています。⇒https://note.com/sakugo_suzuko

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