こんにちは!本日から新企画「インタビュー」を行っていこうと思います。「ある道を進んだ先には何が見えるのか」というのをテーマにして書いていこうと思います。今回は竜造寺(@keikaku04)さんに突撃インタビューをしました。
オーディオを始めたきっかけ
ーーオーディオを始めた経緯について教えてください
物事のきっかけというのは、往々にして些細な出来事の積み重ねの結果なんだなって思います。 私の最も古い記憶は、小学生の頃、運良く取れた安いイヤホンです。とはいえ小学生でしたから、音にこだわるとかそういうこともなく、すぐに壊れた記憶。それから少しして高校生になった頃、何を思ったのか誕生日プレゼントでイヤホンを買ったんです。プレゼントと言われても欲しいものもなく、結構悩んだ末に、SONYの5000円ぐらいのイヤホン買いました。
決定的だったのは、そのSONYのイヤホンを自転車に引っ絡めてバッキバキにぶっ壊した時です。(我ながら酷いことをした) この時ぶっ壊して、唐突に思ったんです。「次のイヤホンが欲しい」って。丁度学校からの帰路でしたから、そのまま店に行って、audio technica(オーテク)のイヤホン、『CKS770』を買ったんです。
こいつが……重低音モデルのイヤホンなんですが。 凄い、音の変化を感じられたんですよね。 これがきっかけで、もうちょい、もうちょい良いやつを……と次のを買っていったら、いつの間にかそれが(イヤホンが、ひいてはオーディオが)好きになってました。
今使っている機材とその理由
ーー今使っている機材を教えてください(amazonのリンク貼ってあります)
- DAP
- Astell&KernのSP2000
- LotooのPaw Gold Touch
- イヤホン
- ultimate earsのUE LIVE
- JH AudioのRoxanne
- その他幾つか……。
ーー使っている理由を教えてください
使っている理由となると、あんまり思い当たらないです。寧ろイヤホンにしろDAPにしろ、理由は単純明快で、『良い音が聴きたい』ってだけです。オーディオは値段が全てではないので、基本的にその人が使っている機材は、『その人の思う理想的な音を表現する機材』の結果だと思うんです。ぶっちゃけ今の機材は、自分が好きそうな音を鳴らせるのはこれかな、と思って上のやつを買っていくうちに、って感じです。
思い出のある機材またはおすすめの機材
ーー思い出のある機材またはおすすめの機材があれば教えてください
思い出にあるというと、JVCのFX1100ですね。CKS770以降、初めての万単位のイヤホンです。
ーーその機材の良いポイントなどはありますか?
なによりも木材を使ってるところとか、作り込み。ひと目で高級だって分かるような見た目のこだわりがありますし、勿論、音も好きです。結構低音がズーンと響くイヤホンなので、人によっては合う合わないとかあるかもですが、個人的には好きでしたね。テンポの早い曲よりは、ゆっくりめの曲を聴きながらくつろぐのがいいのかなぁって思います。
機材選びで注意しているポイントなど
ーー機材選びで注意しているポイントなどあれば教えてください
私はあまり実行できてないのですけれど、やっぱり試聴する事ですよね。高いイヤホンと言えども合わない人にはとことん合わない事もあります。お店に行って、少しであれ聴くのはとても重要だと思います。
……とはいえ、コロナ禍の中で外出するのが難しかったり、地方ではそういった環境がなかったり、ということもありますよね。というか今まさに私がそうなのですけれど、試聴できないやって時はとにかく調べまくります。各サイトのレビューや、イヤホン専門店などの記事、公式サイトなどなど。
そうすれば、例えば似てるイヤホンと比較してたり、こういう音の傾向だったって話は結構出てくるかなぁとそしてその調べた知識があれば、イヤホンのメーカーやドライバーの種類などによって大まかな傾向を掴めるようになったりすると思うので、それが後々の機材選びに役立つと思います。
そしてその調べた知識があれば、イヤホンのメーカーやドライバーの種類などによって大まかな傾向を掴めるようになったりすると思うので、それが後々の機材選びに役立つと思います。 まぁ、そうして調べていくうちに、DDとかBA、インピーダンス、リケーブルだのと言った聞き慣れない単語も色々出てくると思うんですけれど、それがひとつひとつ分かってくると、その分だけこだわる事が出来る。
そうやってオタクみたいな道に踏み入れていくのかな、と思います。私以外にもオーディオが好きな人が、インターネットには沢山いますから、そういう人達に聞きに行くのもいいかもしれませんね。
Purity is not everything(純度が全てではない)
ーー最後に一言あればお願いします!
一度言いましたが、オーディオは上のグレードで揃えれば完璧、というものではないはずです。 優劣はその人の内側にのみ存在していて、価格だけで決めつけられるものだとは思っていません。 だからこそ、オーディオというのは深い……よく、沼に例えられたりしますよね。けれどそれは、決して悪い事ではなく。 見方を変えれば、誰でも入る事が出来るということ。 そして、他の誰にも辿り着けない、自分だけの正解もそこにあるということ。 沼は深く、ひとたび足が嵌れば苦労したり、困ったりするかもしれないです。……が。
これが「僕の」、「俺の」、「私の」、最高の機材だ、という確固たる決意さえあれば、そのオーディオは間違いなく正解です。 ここで、Beat Audioというメーカーの言葉をお借りします。 『Purity is not everything(純度が全てではない)』 純度(言い換えるなら『値段』)ではなく、その機材によって奏でられる音楽によって評価されるべき、という言葉です。 気軽にこっちおいで、と誘うにはいささか出費の激しい趣味ではありますが……ちょっとだけ、普段と違う音の世界に耳を傾けてみると面白いかもしれません。 好きなアーティストはいますか? もしかするとイヤホンがきっかけで、好きなアーティストを、もっともっと好きになれるかもしれませんね。
まとめ
木材を使っている機材があるということにまず驚きました!オーディオの世界はとても広いということを実感しました。最後のこれが「僕の」、「俺の」、「私の」、最高の機材だ、という確固たる決意さえあれば、そのオーディオは間違いなく正解です。という言葉。オーディオを始めたばかりで何が正解かわからない人は知っておくと良いなと感じました。竜造寺さん!ありがとうございます!!
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