モダンホライゾン2発売まで一週間を切りました！注目カードをほぼ日更新でお届けしていきます。今までの記事はこちら。
本題。本日はこちら！
【想起】を持つインカーネーションサイクルです。今作の目玉といえるでしょう。では白の《孤独》から。
《孤独》は《剣を鍬に》を内蔵した【絆魂】持ちのクリーチャーです。【瞬速】を持っていますから、インスタントのピッチスペルのように使えるはずです。本家《剣を鍬に》はモダンでは使えませんから、相当な影響を環境にもたらすとみて間違いないでしょう。
特に効果的なのが、ライフが少なければ少ないほどサイズが巨大化する《死の影》を軸としたデッキ。デメリット効果であるはずの相手のライフを回復させる効果は《死の影》や《スカイクレイブの災い魔》に対して有効に働きます。【想起】を使って唱えた場合、基本的にアド損となってしまうこのカードですが、《死の影》相手には等価交換できることも。《死の影》1体に打つことで片方は効果で追放、場にいるもう一体の《死の影》がライフ回復によって体力が負の値となり死亡するなんてことも考えられます。2:2交換であるとはいえ、有利な局面を作り出せるのは間違いないでしょう。
お次は《緻密》
上の記事でも触れましたが、《否定の力》のクリーチャー/PW版として使えそうです。
また実質「打ち消し」ではありながら、効果によって「打ち消し」ているわけではないため、打ち消されない効果を持つ《引き裂かれし永劫、エムラクール》にも対処できます。
お次は《悲嘆》
多分一番強い。白黒デッキで1T目に《思考囲い》→《悲嘆》は最悪ですし、《悲嘆》→《儚い存在》も最悪です。
特に《儚い存在》とのコンボが注目されていますね。リアニメイトによる使いまわしもしやすい上に、序盤なら何回効果が発動してもおいしい。活躍間違いなしだと思います。ジャンドに入れてみたいけど黒いカードが案外手札にないみたいなことがありそうで怖い……。
さてさてお次は《激情》
《紅蓮操作》クリーチャー。【瞬速】こそありませんが、【二段攻撃】を持っていたりとなかなか期待できる性能です。
特に序盤に小型クリーチャーを並べるアグロデッキ相手には有利なトレードが期待できます。【想起】で唱えたときのインパクトには欠けますが、クリーチャーとしての性能は《稲妻》圏内であることを加味してもまずまずなのではないでしょうか。
最後は《忍耐》。よくここまで読んでくださいました。忍耐。
【瞬速】持ちの墓地掃除。緊急対策として【想起】を用いて墓地対策できるのは有用ですが注目すべきは本体性能。3マナ3/4で《稲妻》に耐え、【到達】持ちで【飛行】クリーチャーをカバーできます。墓地対策カードでありながらほかの役割を持ち、しかも打点3と最低限以上、すべてが優秀であるといえるでしょう。地味ながらも強い！
ではまた次回！ほかのM:TG記事はこちらから。
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