こんばんは。やっと今日から「一枚」を紹介するコーナーに戻ります。今週からは曜日ごとに対応している色のカードを中心に紹介していきます!火曜日なので火、火といえば赤ということで今日は赤からこの一枚。
土地破壊の基本的なカード、《石の雨》です。
シンプル!
土地とはMtgの根幹をなすカードで、土地からマナをねん出しない限りほとんどのデッキは動くことができません。その基本たる土地を破壊してしまうのがこのカード。合計3マナと軽くはありませんが相手の特殊で強力な土地も破壊できる点を考えると実力はあります。
土地カードは1ターンに1枚しか出せないカードであるため、このカードを打たれると実質1T文の損をしていることになります。しかも、手札に追加の土地がなければ単純に毎ターン1マナを失っているのと同義です。土地がひけないターンが長引けばこの状況はさらに悪化し、「使えたはずのマナ」の累計を考えると恐ろしいことになります。
その反面、追加の土地カードが潤沢にあればそこまでの脅威ではないのも事実。つまり、カードパワーの高さだけで採用できるようなカードではありません。実際、こうした土地破壊カードは土地破壊に特化したデッキで主に採用されてきました。
しかし強力な土地がある環境では別です。ヴィンテージは特に「1枚で3マナ出せる土地」や、「カードを引いて捨てられる土地」など(意味の分からないくらいに)強力な土地が豊富です。石の雨は前年ながらヴィンテージレベルのカードではありませんが、環境に「強力すぎる土地」が存在する場合には強力な対抗策となれるタイプのカードです。
《石の雨》は赤の土地破壊スペルの基礎的な存在で、これの亜種が多く存在しています。そして多くの亜種は《石の雨》より強力にデザインされています。3マナというコストがちょっと重すぎる、でも2マナだと軽すぎる。うーんおまけをつけたらいいか。みたいなノリなんじゃないかと想像しています。
今日はこんなところで。ではまた!
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