【宝石の洞窟の「時のらせんリマスター」への収録を確約するものではありません。】
こんばんは。二回連続で製品紹介になります。前回はドラゴンの迷路についてでしたが、今回は新製品について!
時のらせんリマスターは21/03/19より発売が開始される新製品で、「時のらせん」「次元の混乱」「未来予知」の三製品から厳選されたカードが収録されます。
ボックス購入特典としてもらえるのが《睡蓮の花》です。待機と呼ばれる能力を持ち、タイムラグはあるものの、あのBlack Lotusと同等の効果を発揮できるカードです。
(T),睡蓮の花を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。}
製品としては、いわゆる一般的なパックである「ドラフト・ブースター」のみが発売されます。
さて、公式に出ている情報はここまでです。今夜(21/02/25)に情報解禁がされるとのことですが、当記事では「時のらせんリマスターウィーク」と題した記事を公開していきます。具体的には、一週間程度にわたって、「時のらせん」「次元の混乱」「未来予知」から、「時のらせんリマスター」に収録されそうな注目のカードをピックアップしてご紹介していきます。本日は……宝石の洞窟!
(T):(◇)を加える。宝石の洞窟に運勢カウンターが置かれているなら、代わりに好きな色1色のマナ1点を加える。}
後攻である場合に、手札一枚と引き換えに相手の1ターン目から五色のマナを生み出せるようになります。後攻は1ターン目にドローができるため、カードアドバンテージの観点から言っても損をしていると言い切れるものではありません。そう考えると無条件で積まれそうな土地ですが、それを阻む要素が二つあります。
一つが単純に出しても無色マナしか出せない点です。五色マナを出すには、後攻でありかつ初手にこのカードがある必要があります。運に打ち勝つ必要があるのです。もし運に見放されてしまった場合、このカードは無色マナしか出せない土地となってしまいます。この点から多色デッキでの採用は難しくなっています。五色マナを活かしたいのは多色デッキであるはずですが、ちょっとしたジレンマを生じさせています。
二つめは、効果の都合上四枚積みたい性能でありながら、伝説の土地であるためにそれが躊躇される点です。レジェンドルールと呼ばれる、「伝説の同名カードは自分の場に一枚しか出せない」というルールがMtgには存在します。つまり、手札に二枚目の《宝石の洞窟》を引いたところで、それを土地として場には出せないわけです。言い換えれば「腐りやすい」土地であると言えます。
とはいえ効果は強力です。実質《モックス・ダイヤモンド》であるともいえるこのカードは、爆発的なマナを必要とし、短期決戦のみを見据えているコンボデッキに多く採用されます。理論上0ターンキルをも可能にするカードなのです。
今日はこの辺で。ではまた!
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