先日、知人からの招待で噂のSNS「Clubhouse」に潜り込むことができました。本記事は私が軽く使ってみた思った率直な感想です。
話題のSNS「Clubhouse」
僕は1月26日の夜にふとTwitterを開き、トレンドに入っていた事からこのアプリの存在を知りました。“音声版Twitter”という謳い文句で広まっているみたいですね。メディアアーティストの落合陽一さんも利用されているとか。海の向こうのシリコンバレーでは、もっと流行ってるんですかね。
“音声版Twitter”…….?
使ってみて最初に感じたことは、どの辺りがTwitterなんだろう…という疑問です。
TwitterのSNSとしてのアイデンティティって匿名性とか、拡散性の高さだと僕は思っています。けど、このアプリ実名登録推奨でした。
招待されたワクワクから一刻も早く使おうとした僕は、アカウント名を適当にして登録してしまいました。しばらく使った後、ちゃんとしたプロフィールを設定しようと自分のプロフをタップすると「Clubhouseは実名登録です。名前は一度しか修正できません」と言われてしまい、やってしまった…という感じでした。
なんだか「あと〜回」っていうシステムほんとに嫌いです。実名登録っていう方針を見ていると”音声版Twitter”ではなく”音声版Facebook”っていう感じがします。Facebookも最初はハーバードだけのドメスティックなサービスだったかな。
拡散性については、招待制のおかげでまだユーザー数は少ないはずなのでTwitterには及ばないと思います。
リサーチをしていると「本音を言える」ところがTwitterとの類似という記事を見かけました。本音を口に出すってやはり憚られるし、ましてや実名でとなると最早Twitterとは別物では?という印象です。若者向けではないのかなぁ。
機能
アプリの機能は本当にシンプルで音声通話のみでした。テレビ電話機能やチャット、画面共有といった機能は一切なく、多機能を揃えたzoomが流行っている中で逆行しているような気がしました。今後機能が増えるのか、洗練されたスタイルを維持していくのでしょうか。現状ではLINE通話でよくね?となってしまうような気もしてしまう。。。どのあたりで差別化を図っていくのかが気になります。
UI
このアプリ、動作にほとんど確認画面が出ませんでした。ワンタップでトークルームに入れ、ワンタップで抜けられます。招待も数タップで送ることができました。この入力動作の少なさはsnapchatに似ているような気がしました。楽ではあるのですが、ちょっと誤タップが怖いかもしれません。
招待制の魅了
Twitterで話題性を作っているのは招待制という特徴ではないかと思います。今では誰にでもオープンになっていますが、音楽ストリーミングサービスSpotifyも最初は招待制だったと記憶しています。招待制の特別感はやはり凄まじいなぁと思います。招待された時は本当にワクワクしました。
色んな人と気軽に会話ができる
ここまでちょっと批判的な文になってしまいましたが、僕自身は結構楽しめてます。招待してくれた知人も全然知らない人と音声通話で仲良くなってるみたいです。ふらっと面白そうなトークルームを探して入るのが楽しそうですね。日本人もそこそこいるみたいです。
さいごに
若者向けのサービスというよりはX世代やミレニアム世代で流行りそうという感想です。最新のサービスを追っかけるのが好きなので、使ってみて凄くワクワクしました。まだまだ始まったばかりのサービスのようなので、これからどう進化していくのか追っていきたいと思います。