ドイツの鉄道模型に室内灯をつけよう その3

こんにちは、この前江の島に行ったのに展望台への階段で挫折したIBKです。

今回はドイツの鉄道模型、メルクリン製の客車に室内灯をつける工作の第3回目です(その1その2はこちらから)。前回でTEE客車に室内灯を取り付ける作業が終了しました。今回からは1990年代のドイツ鉄道の特急客車に室内灯をつけましょう。

作業の前に実車の紹介です。この客車は1979年、当時の西ドイツ国鉄が運行していた1等車のみで編成されていた特急列車インターシティ(以下IC)に2等車が連結された際に製造されたものです。当時は2等車が緑とベージュ、1等車と食堂車が赤とベージュ(TEEと同じ)の色使いでした。その後1988年に新塗装として赤と白の間にピンクのラインを加えたOrientrot(東洋赤色)に変更されました。その塗装は1994年に東西ドイツの国鉄が統一されたのちもICの塗装として使用されました。2000年以降、ICEと同じ白に赤ラインの塗装に変更され、現在に至ります。一部客車は現在も活躍中です。このOrientrotをまとった客車に今回は室内灯を搭載していきます。

まずは前回と同様に連結幌から分解していきます。この編成は開放座席車の2等車とコンパートメント、開放座席車の1等車から成ります。同時に前回と同じようにテープLEDを作っておきます。

ここで前回とは違うものを取り付けます。尾灯です。編成は固定する予定なので後尾車に尾灯を取り付けます。

尾灯はテープLEDのブリッジダイオードが付いていない方に半田付けします。ダイオードなので極性を間違えないようにしましょう。

実はこの客車には前回のTEE客車には無かったV字の金属板が初めから取り付けられています。そのため通電カプラ―と集電板は単品発売されているものを使用します。そのため集電板から通電カプラ―を繋ぐコードを半田付けします。

こちらも同様に半田付けします。

再び組み立てれば完成です。線路に乗せて確認しましょう。

尾灯もしっかり点灯しますね。次回からは他の客車にも室内灯を入れていきましょう。

ではではー

IBK

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