こんにちは、この前江の島に行ったのに展望台への階段で挫折したIBKです。
今回はドイツの鉄道模型、メルクリン製の客車に室内灯をつける工作の第3回目です(その1、その2はこちらから)。前回でTEE客車に室内灯を取り付ける作業が終了しました。今回からは1990年代のドイツ鉄道の特急客車に室内灯をつけましょう。
![](https://i0.wp.com/tobilog.net/wp-content/uploads/2021/04/AC2063CB-FDF8-4677-845B-F5B8C23163AB.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
作業の前に実車の紹介です。この客車は1979年、当時の西ドイツ国鉄が運行していた1等車のみで編成されていた特急列車インターシティ(以下IC)に2等車が連結された際に製造されたものです。当時は2等車が緑とベージュ、1等車と食堂車が赤とベージュ(TEEと同じ)の色使いでした。その後1988年に新塗装として赤と白の間にピンクのラインを加えたOrientrot(東洋赤色)に変更されました。その塗装は1994年に東西ドイツの国鉄が統一されたのちもICの塗装として使用されました。2000年以降、ICEと同じ白に赤ラインの塗装に変更され、現在に至ります。一部客車は現在も活躍中です。このOrientrotをまとった客車に今回は室内灯を搭載していきます。
![](https://i0.wp.com/tobilog.net/wp-content/uploads/2021/04/7696C1B0-569D-4122-ABED-F8AB30980398.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まずは前回と同様に連結幌から分解していきます。この編成は開放座席車の2等車とコンパートメント、開放座席車の1等車から成ります。同時に前回と同じようにテープLEDを作っておきます。
![](https://i0.wp.com/tobilog.net/wp-content/uploads/2021/04/088CE70B-E874-431D-90DD-F50A40326123.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ここで前回とは違うものを取り付けます。尾灯です。編成は固定する予定なので後尾車に尾灯を取り付けます。
![](https://i0.wp.com/tobilog.net/wp-content/uploads/2021/04/1789AAEC-3650-4E9C-B69D-A9FF67F9D326.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
尾灯はテープLEDのブリッジダイオードが付いていない方に半田付けします。ダイオードなので極性を間違えないようにしましょう。
![](https://i0.wp.com/tobilog.net/wp-content/uploads/2021/04/1256AA89-B533-4110-B952-097C9F5A50E6.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
実はこの客車には前回のTEE客車には無かったV字の金属板が初めから取り付けられています。そのため通電カプラ―と集電板は単品発売されているものを使用します。そのため集電板から通電カプラ―を繋ぐコードを半田付けします。
![](https://i0.wp.com/tobilog.net/wp-content/uploads/2021/04/2D58011D-D6BB-4AA9-9840-EAE5F7CE0770-1024x768.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
こちらも同様に半田付けします。
![](https://i0.wp.com/tobilog.net/wp-content/uploads/2021/04/E1AB7988-9D79-488E-AFE3-7F8E37F1519C.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
再び組み立てれば完成です。線路に乗せて確認しましょう。
![](https://i0.wp.com/tobilog.net/wp-content/uploads/2021/04/9960A641-C662-4DD5-B40A-F7B670F26A7D.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
尾灯もしっかり点灯しますね。次回からは他の客車にも室内灯を入れていきましょう。
ではではー
コメント