こんにちは!今回の「ある道を進んで」の題目は「音楽作成の道」です。「音楽作成の道」の歩き方についてアシオリカさん(@Asyolica)に突撃インタビューをしました。
絶対に被らない曲を出す
以前、友人たちと有名な邦楽のカバーバンドをしていたのですが、とあるライブに出た際に他のバンドと演奏楽曲が被るっていうことがありました。
観客のみなさんの「あ、またこの曲か…」みたいな反応…なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。
絶対被らない曲やりたいな…って考えて、じゃあ自分で曲作れば誰とも被らないじゃん!って思い付いて作曲をしてみたのです。
それが意外と好評で、そこから個人的に作曲を始めました。
元から漫画を描いたり、自分の世界を表現するのが好きだったので、それを音楽にシフトした感じです。
基本的にメタラーです
小さい頃から親の影響でL’Arc~en~Cielばっかり聴いていました。今でも聴いています。
そこからバンド系にハマり、BUMP OF CHICKENとかも好きでした。
そんな中とある友人が、avenged sevenfoldというメタルバンドのCDを持ってきて、元々興味のあった洋楽だったりメタルにハマっていきました。
そこから民族音楽だったり、EDMだったり経由して今に至ります。
基本的にメタラーです。
環境
ドスパラで買ったノートPCで作業してます。
出先で使うことが多いので。
DAWはcubase7です。最近Launchpad proを買ったのでAbleton Liveに移行しようかと考えています…
自分はよくガムランを使いますが、音源はNative InstrumentsのBALINESE GAMELANというのを使っています。
非常に幻想的な金属音を奏でてくれるのでお気に入りです。
ギターはたまに弾きますが、基本的に打ち込みです。SHREDDAGE 3 HYDRAに適当なアンプシュミレーターをつけてやっています。
メロディが出てくるまで鍵盤弾く
まずは良い感じのメロディが出てくるまで鍵盤弾きます…大体それがイントロになります。
そのメロディから連想したタイトルを考え、一旦保存します。
そのタイトルから曲構成や歌詞が浮かんでくるので、それに合った音源とかを探して完成させます。
感覚で作曲していますが、このやり方だと思い付くまで何もできない時間が多いので、作業スピードを上げたい人は理論を勉強しましょう。
自分だけかもしれませんが、お酒を飲むと作曲が進まない事が多いので、作業中はなるべく控えています。
唯一無二の世界観をつくる
いままで触れてきた中で最も衝撃的だったのが、あさきさんと平沢進さんです。
あさきさんはコナミの音ゲーなどにオリジナル楽曲を出している方なのですが、歌詞の独特な不思議不気味な世界観、奇っ怪な音使いは強く影響されています。アシオリカはホラーがすきなので。
以前、「わたしたちはみんないる-完全版-」というアシオリカのシングルを購入してくれた友人から「歌詞、めっちゃあさきやん」っていわれました。無意識に寄ってしまうくらい影響うけてます。
平沢進さんもアシオリカに影響を与えたひとりです。民族的、神話的、宇宙的でありながら、耳に残るメロディ…本人のキャラクター性と相まって強烈なインパクトを食らいました。
唯一無二の世界観をつくるのが得意な人が好きなんだと思います。
今回挙げたお二人以外にも、印象に残っているクリエイターの方はたくさんいますし、ボカロ界隈で関わった「この人スゲーなぁ…」っていう人は沢山います。
あきらめないで続けてみましょう
最初は理想の作品が作れなくてモヤモヤすると思いますが、あきらめないで続けてみましょう。
今自分が作れそうな作品は何か?
いろいろ試してみてください。
できなかった事ができるようになるはずです。
続けていくうちに、自分にしかない独自の何かを見つけるはずです。
それを大事にしてください。
自分の世界をつくってください。
アシオリカさんの作品はこちら
先日、マルチクリエイターの咲真亞紗楽さんとのコラボ楽曲「白黒翼の王国」を公開しました。
私は作曲を担当しましたが、咲真さんの歌詞やイラストがとてもアシオリカらしい世界観になっていて素敵です。
野中ハロウィン様制作の動画のクオリティも素晴らしいので満足しています。
歌詞の表示技術がすごいです。見てほしい。
ニコニコ公式に取り上げていただき、トップページに載ったりしました。
自信作なので聴いていただけると嬉しいです。
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