現代錯誤

日記

時々錯誤 君(おじさま)と夏の終わり

人間は歩く時腕を振る生き物である。5歳の頃の私は右足を出す時、右腕を出すはずだと強硬に主張していた。逆だと気づいた7歳のあの日から私は両足を出すのとは逆の順番でせっせと腕を振って歩くようになった。 電車を降り、エスカレーターを登...
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深夜に時々錯誤 2/3 眠気

明日は早く起きると誓ったのだが、全く眠りにつけそうにない。一日の始まりが約束を破ることから始まるのは、おそらく芳しいことではない。 寝付けない理由は単純明快である。起きるのが遅かったから。移動を伴わない時差ボケである。日中活動し...
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時々錯誤 1/23 明け

チルい音楽に身を委ね、電車に揺られる優雅な帰路。しかしその実、締切という締切に追われている。年も明けてこの時期になると、ようやく毎日が帰ってくる。 二兎を追うものは一兎をも得ず、とはいうが、追われる側は案外空想に耽る余裕があった...
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時々錯誤 12/26

私はビンゴに強い。1位/30人→1位/7人→1位/13人→2位16人→2位/9人、これが直近5回の成績である。 私の強さの秘訣は効率の良さにある。決して、穴を多く開けられているわけではないが、しかし揃うのである。2回前は穴8つで...
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時々錯誤 11/14 三角チョコパイの季節

全ての季節には、その時期に食べなくてはならないものがある。夏にはかき氷を食べなくてはならない。秋は秋刀魚。冬はメルティーキッス、源氏パイチョコ、柿の種チョコ、そして三角チョコパイ。(チョコレートが絡み過ぎている。) そういうわけ...
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時々錯誤 10/31 物理リツイート

感動は時に人を動かすというが、時に筆をも走らせる。私は今、「多忙の折」というやつの真っ只中にいる。明らかに2週間に詰め込んで良いタスクの量ではない。そんな状況下にあって、しかし移動時間の隙間を縫って記事を書けているのは、紛れもなく、私が...
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時々錯誤 10/17 Code-G

ゴキブリを蹴っ飛ばした。それも三度。21:33の終バスにギリギリで駆け込んだ日のことである。朝の9:00から頭を働かせ続け12時間。帰り際に駅で友人を見つけた時には、当然頭など回っていなかった。他愛もない話をしながら乗り換え駅で降りると...
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時々錯誤 10/10 逃避的三分間

記事を書くために必要なものは二つしかない。一つは時間的ゆとりで、もう一つは窮屈さである。 時間が必要なのは至極当然である。1000字程度のこの文章の執筆にも、考えるところから数えて毎回一時間くらいかかっている。公開当日の朝は筆を...
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時々錯誤 10/3

この夏、さんざん「編集者が欲しい」と喚いていたが、ついにその願いが叶った。早速、記事ネタのもとになるような有象無象の提供をお願いしたところ、本当に有象無象が送りつけられた。おかげで記事ネタのストックもでき、一安心した。 そう、執...
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現代錯誤 信号信仰

 赤信号はみんなで渡っても怖い。現代錯誤のお時間です。  大通りと小さい道の交差点を想像してください。大通りを渡る側の信号(=小さい道の車)が青である時間は短いですよね。でも横断歩道そのものは長い。逆も然りです。  矛盾を感じ...
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